「七夕文様帷子」再現作品完成

七夕さん完成

素材:  福島県昭和村産 苧麻
制作者:   織物制作 後藤順子    友禅制作 高橋裕博

織物作家・後藤順子と友禅作家・高橋裕博(たかはしやすひろ)の共同作品「京都国立博物館蔵『七夕文様帷子(たなばたもんようかたびら)』再現作品」が完成しました。私達の個人的な取り組みとして2011年1月から始まり、織りと染めの作業を合わせ4年3ヶ月間かけて制作しました。なお、今回の再現の取り組みは京都国立博物館の依頼を受けたものではありません。

作品の原料は福島県・奥会津昭和村(おくあいづしょうわむら)産の苧麻(ちょま)を使用し、後藤が糸を手積み・手織りした布をさらに天日晒(てんぴさらし)(日光による古来の漂白技法)によって白く晒し、全体で約240gの軽く薄い上布を作り上げた後、高橋による天然染料(及び顔料)を使用した友禅染めを施しました。

昭和村は福島県西南部・南会津地方の山村で、本州で唯一の上布(じょうふ)(重要無形文化財・越後上布・小千谷縮)原料の産地です。昔から途切れることなくからむし生産を続けており、現在ではからむし生産・苧引きが「国選定保存技術」に認定され、品質の良いからむしを作るため、村の方々が熱心に取り組まれています。

 

 

 


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