棚の機屋とは

〈ホームページタイトル「  棚の機屋  ‐   たなのはたや ‐   」について 〉
「棚の機屋」は日本書紀に出てくる”棚機(たなばた)”という言葉を元に名付けました。”機(はた)”とは織物を織るための機械のことです。

民族学者の折口信夫によると、棚機とは日本に伝わる七夕伝承の元になった “棚機女(たなばたつめ)”の略語であり、棚機女とは夏秋の行き合いの頃に村里を離れ、水辺に高くさしかけたたな作りの建物の上で、物忌みの生活を送りながら、たなの上で機を織り、神御衣を調えて彼方の世界から来臨する神を待つ「をとめ」のことだそうです。(参考:西村亨 『折口信夫事典 増補版』 大修館書店 1998年・251頁。)

私が上布制作のために移り住んだ家は川のすぐそばにあり、「棚機」のイメージに合っているため、「棚の機屋」と呼ぶことにしました。

  • photo by ヨシムラツトム
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